宅建試験を終え、感じたことや気づいたことをメモ

どうも、サラリーマンパパの良麺パパです。

10月19日に宅建試験を終えて一週間が経ちました。試験期間の緊張感がじわじわと和らいでいくと同時に、氷が溶けだすように疲れが出てきています。鏡を見た時の顔がしょぼしょぼです。

それと同時に、試験期間に感じたことが緊張感と一緒に流れ出てどこかへ消えて行ってしまいそうなので、書き留めておくことにしましょう。

〇試験について

今年も難しかった。

私のように暗記が苦手で、本番に弱くて問題文を読み間違えるタイプの人には特に宅建試験は難しい気がします。直前模試では40点台取れてたのになぁ。

私の感覚としては、基本的な事柄を理解したうえでの応用問題が多いな、という印象で、限られた時間で解くためには、過去問やテキストで勉強している時から応用問題が出るイメージを持っておく、というアプローチが必要だったなと感じました。とはいえ、今回の試験では、今の自分にできる事はやり切ったと感じているので、あとは天命を待ちましよう。

〇試験期間中に感じたこと:仕事編(ここから本編)

試験期間中は、平日も休日もとにかく頭をフル稼働しているので、結構神経質になっていて、今までなら流していたような細かい違和感が気になってしまい、それが意外と集中を阻害するノイズになるんですよ。そういったノイズを無くすために、感じた違和感については腑に落ちるところまで掘り下げて、それから頭の外に出すようにしていました。そうしないとモヤモヤや、イライラが残って、勉強の邪魔をし始めるのよね。

試験に合格する、という目的から見れば、少し遠回りなアプローチなのかもしれないけど、感情とかモチベーションに左右されずに淡々と黙々と勉強しようとした時に、このノイズの扱い方は結構自分には合ってな、と感じています。

そのノイズ対応の副産物として、私自身が何を大事に仕事をしたがるのか?という価値観の輪郭がよりハッキリとわかる事になって、これは思いがけないギフトで良かったなと。

気づいた事を忘れないようにメモしておこう。

  • 私が好む仕事の仕方・考え方

基本的には、会社というのは利益を追う生き物だと思っていて、じゃあその利益をどうやって追うのか?という方法論がさまざまあると。その中で私が好きなのは、いかに継続的かつ安定的に利益を出せるか?という視点で、成果が単発や偶然で終わらず継続させるために、再現可能な仕組みを作る構造化をしていこう、というのが私が好むやり方。

再現性を求めるものには仕事の成果と、会社の利益の二つがあって、仕事の成果の再現性が上がる事で信頼やリピートにつながり、利益の再現性が上がる事で、リソース分配の計画性や、無駄打ちを減らせるし、結果の検証をしやすくなる。結果として利益の波を減らす事になり、安定性へ繋がる。

ただ、構造化や、構造の再構築は結構時間とコストがかかるし、今までのやり方を更新していく必要があるので、現場のメンタル面という課題も出てくる。(誰でも今までのやり方を変えるのは嫌なんですよ、もちろん私も)つまり、経営者の決定や判断だけでなく、現場の理解と、推し進める情熱が必要。さらに、構造はあくまで仕組みなので、その精度を担保するのは、そこで働く一人一人の成長と誠実さが必要になってくる。これまた結構大変。経営者側はこの大変さを理解して評価をする事で循環する。

例えるなら、火事が起きた時に火を消して終わりじゃなくて、火がついた原因や、次回火が起きた時に被害を抑えられる対策、そもそも建物を燃えにくく作り直す、という仕事の仕方が私は好きみたいだとわかった。

○試験中に気づいた事プライベート編

仕事もプライベートも全く交わらないわけじゃないけど、一応分けておこう。

約4ヶ月、休日の家事、子育てを一切せずに朝から晩まで勉強する時間と環境を作ってくれた妻に感謝したい。それと、パパと遊ぶのを我慢してくれてた子ども達にも。これからはトイレ掃除もお風呂掃除もするし、ご飯も作るし、子ども達ともゲームをしたり、公園に行ったり、ジャイアントスイングしたりして遊ぶし、みんなで笑いながらご飯を食べよう。子どもと遊ぶ時間を作ってあげれなかったのが一番辛かった、でもそれを我慢してくれてたのも感じでた。本当にありがとう。サポートしてもらう事のありがたさよ。

まずはママに美容室に行ってもらって、甘いものを食べてもらおう。

そして、辛かったけど、一つの事に集中できる時間と環境というのはとても贅沢だったと思う。そうやって一つのことをコツコツと積み上げることで、自分が成長する実感が持てたことは、とても大きな収穫だった。頭では「継続が大事」って”知っている”けど、今回は”体感”できた。継続によって、成長を実感し、自分の行動で自分を成長させられることを信じられるようになったことは、良い変化だと思う。一番変化を感じたのが、試験一週間前に「まだあと1週間分、自分を成長させられる」と自分を鼓舞している自分にびっくりした。

仕事でもプライベートでも、試験期間中に色々と学びがあり、違和感があり、気づいたことがあって、自分の人生についても改めて考え直すいいタイミングなのかもしれないな、と思うったけど、これは話がそれるから、また別で掘り下げよう。

まずは少しずつ人間らしさを取り戻そう。

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